10月は「骨と関節の月間」です。

公開講座、テレビ、ラジオにてロコモティブシンドローム（ロコモ）を紹介します。
ロコモ予防を始めませんか？

かつて、不治の病と恐れられていた癌ですが、検診技術、医療技術の進歩や、早期健診体制の充実により、その予後は大きく改善しました。
術後10年以上、通常の日常生活を送れる患者さんの数が増え、完治される患者さんも稀では無くなりました。

このように癌治療の成績が向上してくると、治療後の日常生活の改善が問題として浮上してきました。癌治療後は、通常の老化による四肢、体幹の筋力の低下に加え、手術や化学療法による、体力や免疫機能の衰えが加わります。
また、癌の種類によっては、治療後に心肺機能の低下をきたすことがあり、運動機能の低下によって生じるロコモティブシンドローム（ロコモ）対策は、健常な方のロコモ対策とは異なる注意点があります。

今回の公開講座では、癌治療後のリハビリテーションの専門医及び骨軟部腫瘍の専門医の先生に癌とロコモについて、ご講演をいただきます。ご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

公開講座とテレビ・ラジオ番組のご紹介

県民のための公開講座（参加無料）
平成30年度テーマ：「がんとロコモティブシンドローム」

日時：10月28日（日）
- 骨密度測定 10時00分～12時00分
- 公開講座 13時00分～15時30分
会場：ホテル日航熊本　5階「阿蘇」
講演①「がんとロコモ　リハビリテーションの役割」（45分）
医療法人社団鶴友会　鶴田病院　整形外科　部長　平井康裕　先生
講演②「骨軟部腫瘍とロコモティブシンドローム」（45分）
熊本大学大学院生命科学研究部　整形外科学分野　助教　佐藤広生　先生

テレビ＆ラジオ

テレビ熊本「医療大百科」（月曜日 11:20～11:25）

10月8日（月）「ロコモと子ども（運動器検診）」
國武整形外科皮膚科クリニック　院長　國武克彦　先生
10月15日（月）「ロコモと膝の痛み」
熊本田崎クリニック　院長　西岡宏晃　先生
10月22日（月）「ロコモと介護」
きぬはら整形外科クリニック　院長　絹原寛士　先生
10月29日（月）「ロコモと腰の痛み」
ひらやま整形外科クリニック　院長　平山征吾　先生

RKKラジオ「サンデードクターズサロン」（日曜日 17:30～18:00）

9月30日（日）　「子どものロコモ」
おぐに整形外科　院長　梅田修二　先生

投稿日：2018年10月03日

投稿者：熊本県臨床整形外科医会

熊本県臨床整形外科医会